TBSとU-NEXTは29日、資本業務提携をより一層強化するパートナーシップ協定を締結した。U-NEXTの第三者割当増資により、TBSはU-NEXTの発行済み株式の20%を取得、持分法適用関連会社とした。U-NEXTは約242億円を調達する
また、将来において今回の資本業務提携による協業シナジーの創出が相互確認できた場合には、さらなる連携強化を図るため、TBSは追加出資によりTBSの議決権比率を30%まで高めることが可能なものとなっている。
U-NEXTとParaviは3月31日付で経営統合することに合意しており、有料会員数385万人以上、配信コンテンツ36万本以上(※)を擁する国内勢で最大の動画配信プラットフォームが誕生した。そして7月1日からParaviのコンテンツがU-NEXTに移管し、TBSのドラマ・バラエティーなど約1万本が“新生U-NEXT”で視聴できるようになる。
今回の提携でコンテンツパートナーシップをさらに強化し、TBSが手掛けるヒット映画『ラーゲリより愛を込めて』などの独占先行TVOD配信の他、「バレーボールネーションズリーグ2023」「プロ野球ドラフト会議supported byリポビタンD」などTBSで放送予定のさまざまなスポーツコンテンツの完全中継、TBSの日曜劇場『VIVANT』などの最新作を含めたSVOD独占配信を行っていく。
また、TBSが手掛けるライブコンテンツやオリジナルアニメの配信の他、U-NEXTとTBSグループで世界に向けた「オリジナル配信ドラマ」の製作も協議していく。
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